Amazonの中古本って、状態もわからないし、買うときちょっと不安よね~。失敗したくないんだけど。
アマゾンの本、特に中古本を購入する場合、本の状態がどうなのか、不安になりますよね。
こちらでは、Amazonの中古本の状態について、失敗しないために見るべきポイントをご紹介します。
これを知っていれば安心して中古本を購入することができます。
アマゾンの中古本とは
アマゾンでは中古本がたくさん販売されています。
その大部分は、Amazonマーケットプレイスで出品者が出品する本。
Amazonが販売するのは本についても「新品のみ」。
Amazonで購入できる中古本は、マーケットプレイスか、もしくはAmazonの中古を扱うAmazonアウトレットの販売するものとなります。
まずはここを理解しておくと、購入するときもわかりやすくなります。
Amazon 中古本の探し方
目的の本があれば、その本をまず表示します。該当する本に中古本があれば、このように、「中古の出品」と表示で出品数が記載されています。
この部分をクリックすると、対象の中古本をまとめてチェックすることができます。
また、Amazonの古本ストアで、中古本、中古コミックセット、古書、売れ筋商品などなど、チェックすることもできます。
アマゾン中古本はコンディションよりココをチェック
このコンディションは、Amazonでその基準が決まっていて、その基準に従って出品者が1冊ずつどのコンディションに該当するか、選んで決めています。(各コンディションについては、このあとで詳しくご紹介します。)
ただ、ガイドラインはあるものの、コンディションを選ぶのはあくまでも出品者。人により、いくらかの認識違いがある場合もゼロではありません。
そのため、購入に迷った場合は、コンディションばかりを頼りにして選ぶよりは、コンディションを記入したコメントを見ることをおすすめします。
なるほど、いろいろ細かく書いてるのね!
中古本のひとつひとつに記載されているコンディションコメントは、出品者の任意で記入する欄となっています。
実際の出品を見てみると、このようにいろいろなタイプの出品者がいることがわかります。
丁寧にその本のコンディションを書いている出品者や、中古なので傷みなどある場合が、、、といったおおまかな感じで書いている出品者。中には、コンディションをほとんど書いていない出品者もいたりして、ここはかなり出品者ごとの差が出るところです。
購入する側としては、通販で中古本を買うので、やはりコンディションは気になるところ。ここで細かなコンディションを書いていなければ、購入サイドはガイドライン程度のおおまかな状態しかわかりません。
人の目で見るので、どうしても本の細かいところを見落とす可能性も無くはないですが、書いてあれば大体の状態がわかって安心できますよね。気になる場合は、こうしたところをしっかり見ていくことをおすすめします。
このコンディションの記載欄は、そういった良心的な出品者かどうかもわかるので、中古本が何冊も出品されていてどれにしようか迷ったときはこの欄が役立ちます。
アマゾンの中古本のコンディションとは?
アマゾンの中古本は、「コンディション」が表示されていて、
- ほぼ新品
- 非常に良い
- 良い
- 可
とランクが付けられています。このほかに、コレクター商品というのもあります。
新品にはこれらのコンディション分けがありません。
Amazon中古本のほぼ新品とは?
アマゾンの公式サイトで、「ほぼ新品」というのは以下のコンディションになります。
ほとんど読まれた形跡がない完全な状態の商品。カバー、ページに書き込みや折り目などがない商品。ギフトに適している商品。「バーゲン」と表示された本は、「バーゲン」の本として購入されたときと同じ状態にある場合、このコンディションで出品できます。
Amazon中古本の非常に良いとは?
アマゾン公式サイトで、「非常に良い」のコンディションは以下の通り。
使用されているが、非常にきれいな状態の商品。ページも完全な状態で、書き込みや線引きがない商品。背表紙にも傷がない商品。
Amazon中古本の良いとは?
アマゾン公式サイトで「良い」とは、以下のコンディションになります。
使用されていても、きれいな状態の商品。ページとカバーが完全な状態で(該当する場合、ダストジャケットも含む)、背表紙に多少の傷が見られる商品。半分以下のページに書き込みや線引きがある商品。蔵書印が付いている商品。
この良いになると、ちょっとコンディション的にも曖昧になってきます。中古本は1冊ごとに状態が違うので、判断も迷うことがあるのがわかりますよね。
Amazon中古本の可とは?
アマゾン公式サイトで「可」のコンディションは以下のような基準です。
文字が問題なく読める状態の商品。ページやカバーに傷などがなく(ダストジャケットが紛失していても可)、ページにはペンやマーカーでかなりの書き込みや線引きなどがあるが、文字が読める状態の商品。付属品は紛失していてもよい。(「付属品」とは、元の書籍に同梱されているものを指します。特典付きの本とは異なり、付属品の有無で異なるISBNが付与されることはありません。例: CD付き書籍など。注意: 付属品のみの販売はできません。)
製本状態にない商品もしくは製本されていない商品で、ページ数が不足しておらず、文字が問題なく読める状態の商品。ページにはペンやマーカーでかなりの書き込みや線引きなどがあるが、文字が読める状態の商品。
この「可」のコンディションは、「良い」よりさらに曖昧なところですね。
やはりこの辺りのコンディションを選ぶときは、状態が書いてあると安心です。
Amazon中古本のコレクター商品とは?
コレクター商品というのは、例えばこの例のように初版発行本とか、サイン本とか、絶版本、特典付き、限定販売の本など、何かしらの付加価値が付いているものになります。コレクター商品として出品する場合は、その内容をしっかり記載することが条件となっていますので、個々のコンディションの欄に書かれた説明書きをチェックしましょう。
このコレクター商品の場合、価格が定価より高いプレミア価格的な設定となっていることもあります。
Amazonで販売不可のコンディション
各コンディションがありますが、アマゾン公式サイトで販売不可とされているコンディションもあります。
かびている、ひどい染みや臭いがある、汚れている、ページ数が不足している商品、または文字が読めない商品は、出品できません。また、サンプル用の冊子や校正前の原稿その他プロモーション用の本の出品は禁止されています。
カビやひどいシミ、ひどいニオイ、汚れている本、ページ数が足りない本、文字が読めない本、というのは出品されていないということですから、「可」のコンディションでは、最低限この部分はクリアしているということになります。
アマゾンの中古本選びは出品者評価も参考になる
アマゾンで中古本を購入するとき、コンディションやコンディションが参考になりますが、出品者の評価や評価数も参考になります。
出品者の評価は、購入した方から★4つか★5つの評価を受けた割り合いを示しています。評価数は、1桁、2桁の少ない出品者はまだ新しい出品者であることがわかります。
ですから、評価の数が多く、パーセンテージが高いほど、安心な出品者ということになります。
アマゾンでは、評価は絶対ではないので、購入しても評価をしない人はたくさんいます。ですから、評価数が少ないことが悪いわけではありません。
ただ、そうした環境下で一定の評価数と高い評価割合を維持していれば、購入時のリスクは少ないはず。
注意したいのは、高い評価の割合が80%台以下など低い場合です。
80%台になると、かなり悪い評価も入っている可能性があり、避けた方がよいこともあります。
あまりにも評価が低い出品者には気を付けないとね!
というのも、中古本の場合、出品者が梱包、発送することが多く、梱包状態などもクレーム対象になることがあるから。
ちなみに、「〇%の高い評価」という部分をクリックすると、これまでの評価コメントを見ることができます。トラブルが多そうな出品者というのはこういったところを見るとよくわかりますので、気になるときはチェックしてみましょう。
さいごに
Amazonの中古本は、コンディションだけを見るのではなく、コンディションの欄の記載事項を見て選ぶのがおすすめです。
あくまで中古本なので、本の状態というのは千差万別。その違いを知るのは、この記載事項を見るしかありません。心配な場合はここを確認しましょう。
また、Amazonの中古本は出品者が発送するものが多いので、あまりに評価が低い場合は注意しましょう。
Amazonの中古本を購入する際のコンディションが心配、気になる場合は、購入前にこうした項目をしっかりチェックしておけば、失敗も防げます。